産廃訴訟で住民の敗訴

御津地域の住民が、岡山市がアチューマットクリーンに産廃処分場の許可を与えたのは不当だと訴えていた裁判の控訴審判決を傍聴に行きました。
残念ながら控訴棄却、住民の敗訴でした。

以前、最高裁で市の敗訴になりそうになった際に、市は許可について、通常はあり得ない職権取り消しをしました。
そして業者は再度、許可申請をしました。許可は取り消されたので、本来ではあれば、事前協議や環境調査など最初から申請をやり直すべきところを十数年前の従前の環境調査を使うなど、許可手続きを途中から続けて、市は許可をしました。

高裁は住民側の証拠は採用せず、市のやり方を追認し、住民敗訴の判断をしました。

判決後の報告集会で、弁護団から市のやり方と判決の理不尽さの解説があり、御津産廃阻止同盟の皆さんなど参加者で今後の取り組みについて意見交換が行われました。

日本共産党岡山市議団は市の許可の問題点を議会で取り上げてきました。
引き続き、住民の暮らしと環境、市民の水源地域を守るために連帯していきたいと思います。

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