さらなる改悪を決定
岡山市議会議会運営委員会が開かれ、2月27日の自民党岡山市議団からの提案を議論しました。
自民党は、質疑を15分にする案に修正として会派所属議員数掛ける5分を加えてきました。創政会の意見を盛り込んだものです。
質疑を15分にすることがまずは議員の発言時間を5分削る改悪です。
会派所属議員数掛ける5分とすると一人会派は5分、二人会派は10分です。さらなる改悪です。
所属する会派は少人数だとしても、議員が市民に負託された市政の課題が少ないわけではありません。討論と同じです。短くする合理性はありません。
質疑や討論を大会派順にすることについて、創政会と公明党は、自民党は人数が多い分市民から負託を受けている。大会派順が自然だ、などと述べました。
市民の負託は会派に託したものではありません。選挙の後に会派が決まり、変更もあります。市民の知らないところで決まってきました。負託の多少と会派の大小は無関係です。
討論や質疑の順番は、これまで何十年、少なくとも三十年は、大会派順ではなく通告順でやってきました。
むしろ2016年に自民党が押し切り、輪番だった代表質問を大会派順にしたことの方が岡山市議会の慣例を壊しました。
「大会派順が自然」などと言うのは、大した理由がないことを示すものです。
質疑の人数を制限することについて、鬼木委員が支障があったのかと指摘したところ、小林委員も支障はなかったと認めました。
その上で、例えば自民党が(質疑者を)たくさん出してきたらどうするのか、という反論をしました。
現実にはそんな問題はありませんでした。
仮に質疑が必要という議員が何人も出てきたら、むしろいいことです。議案をしっかり質すべきです。
これまで問題はなかったし、具体的な懸念もないのに、予防的に発言を制限するとは議会の存在意義を放棄するものです。
自民党が「修正」を出してきたのだから、せめてそれを持ち帰るべきでした。
しかし委員長が採決を進めました。
日本共産党岡山市議団の東つよし委員が抗議を表明しましたが、自民党と公明党の「全会一致」で決められてしまいました。
自民党は、質疑を15分にする案に修正として会派所属議員数掛ける5分を加えてきました。創政会の意見を盛り込んだものです。
質疑を15分にすることがまずは議員の発言時間を5分削る改悪です。
会派所属議員数掛ける5分とすると一人会派は5分、二人会派は10分です。さらなる改悪です。
所属する会派は少人数だとしても、議員が市民に負託された市政の課題が少ないわけではありません。討論と同じです。短くする合理性はありません。
質疑や討論を大会派順にすることについて、創政会と公明党は、自民党は人数が多い分市民から負託を受けている。大会派順が自然だ、などと述べました。
市民の負託は会派に託したものではありません。選挙の後に会派が決まり、変更もあります。市民の知らないところで決まってきました。負託の多少と会派の大小は無関係です。
討論や質疑の順番は、これまで何十年、少なくとも三十年は、大会派順ではなく通告順でやってきました。
むしろ2016年に自民党が押し切り、輪番だった代表質問を大会派順にしたことの方が岡山市議会の慣例を壊しました。
「大会派順が自然」などと言うのは、大した理由がないことを示すものです。
質疑の人数を制限することについて、鬼木委員が支障があったのかと指摘したところ、小林委員も支障はなかったと認めました。
その上で、例えば自民党が(質疑者を)たくさん出してきたらどうするのか、という反論をしました。
現実にはそんな問題はありませんでした。
仮に質疑が必要という議員が何人も出てきたら、むしろいいことです。議案をしっかり質すべきです。
これまで問題はなかったし、具体的な懸念もないのに、予防的に発言を制限するとは議会の存在意義を放棄するものです。
自民党が「修正」を出してきたのだから、せめてそれを持ち帰るべきでした。
しかし委員長が採決を進めました。
日本共産党岡山市議団の東つよし委員が抗議を表明しましたが、自民党と公明党の「全会一致」で決められてしまいました。
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