環境局と下水道河川局の審査
今日も予算審査の各分科会が開かれました。
私が所属する都市・環境委員会では環境局と下水道河川局の予算案や条例案の審査でした。
環境局では家庭ごみ有料化に関する予算を審査しました。
家庭ごみの有料化が始められた時には、5リットル袋はありませんでした。
2010年2月議会で5リットル袋が導入される時の議論で製造と販売手数料で約4円との答弁がありました。
現在の製造コストを尋ねたところ、3円ほどだろうとのことでした。サイズ別の販売手数料と配送経費は明確ではありませんが、配送経費は2010年ごろより上がっているはずです。5リットル袋は赤字だと思われます。
ごみ減量と単身世帯の増加で有料ごみ袋はコストの割合が高くなる小さい方の需要が増えています。
本来、地域の環境を守るためのごみの適正処理は税金で賄うべきです。
市民から集めなくていいお金を集めるために、お金を使う不合理が生じています。
自治体の責任のあり方としても、経費のあり方としても問題があるとして、家庭ごみ有料化関連の予算に反対を表明しました。
環境基本条例の改正案と海洋プラスチックごみ対策シンポジウムの予算の部分で、肥料殻への対応について質問しました。
県議会で、肥料殻対策として処理方法の検討と流出防止のための関係者会議の設立、流出の実態調査を進めるとの議論があったそうです。
肥料殻は水田にあるときは事業によるごみですが、流出してきたら一般のごみと区別はできません。主は産業部門だとしても、環境局も対応すべきではないか、と尋ねました。
環境局は発生源を問わず、プラスチックごみの対策を進める姿勢を示しました。
改正案に「プラスチック等の」と明記された環境基本条例の方向でしっかり取り組むように求めました。
PFAS検査の充実も議論しました。河川だけでなく、海域として児島湾で調査することになっています。海で高濃度になるようでは大変ですが、実態は把握しなければなりません。
廃食用油から作る燃料BDFが活用されていることも聞きました。
下水道河川局では下水道管の耐震化や空洞調査について聞きました。
全体2,730kmのうち580kmが重要な幹線とされていて、その80.2%が耐震化されているとのことです。重要幹線以外も状況を把握して耐震化率を出して対策を進めるように求めました。
下水道計画区域でありながら、長期に渡って管が布設されず、かといって浄化槽の補助金も使えず市民が困っている地域があることを指摘しました。
早く接続できるようにするか、すぐにはできないことを認めて浄化槽の補助金を出すか、市民の快適と環境保全のためにはっきりさせるように求めました。
予算案も条例改正案も、下水道関係では反対はしませんでした。
3月7日は、各常任委員会で補正予算案等の審査です。
私が所属する都市・環境委員会では環境局と下水道河川局の予算案や条例案の審査でした。
環境局では家庭ごみ有料化に関する予算を審査しました。
家庭ごみの有料化が始められた時には、5リットル袋はありませんでした。
2010年2月議会で5リットル袋が導入される時の議論で製造と販売手数料で約4円との答弁がありました。
現在の製造コストを尋ねたところ、3円ほどだろうとのことでした。サイズ別の販売手数料と配送経費は明確ではありませんが、配送経費は2010年ごろより上がっているはずです。5リットル袋は赤字だと思われます。
ごみ減量と単身世帯の増加で有料ごみ袋はコストの割合が高くなる小さい方の需要が増えています。
本来、地域の環境を守るためのごみの適正処理は税金で賄うべきです。
市民から集めなくていいお金を集めるために、お金を使う不合理が生じています。
自治体の責任のあり方としても、経費のあり方としても問題があるとして、家庭ごみ有料化関連の予算に反対を表明しました。
環境基本条例の改正案と海洋プラスチックごみ対策シンポジウムの予算の部分で、肥料殻への対応について質問しました。
県議会で、肥料殻対策として処理方法の検討と流出防止のための関係者会議の設立、流出の実態調査を進めるとの議論があったそうです。
肥料殻は水田にあるときは事業によるごみですが、流出してきたら一般のごみと区別はできません。主は産業部門だとしても、環境局も対応すべきではないか、と尋ねました。
環境局は発生源を問わず、プラスチックごみの対策を進める姿勢を示しました。
改正案に「プラスチック等の」と明記された環境基本条例の方向でしっかり取り組むように求めました。
PFAS検査の充実も議論しました。河川だけでなく、海域として児島湾で調査することになっています。海で高濃度になるようでは大変ですが、実態は把握しなければなりません。
廃食用油から作る燃料BDFが活用されていることも聞きました。
下水道河川局では下水道管の耐震化や空洞調査について聞きました。
全体2,730kmのうち580kmが重要な幹線とされていて、その80.2%が耐震化されているとのことです。重要幹線以外も状況を把握して耐震化率を出して対策を進めるように求めました。
下水道計画区域でありながら、長期に渡って管が布設されず、かといって浄化槽の補助金も使えず市民が困っている地域があることを指摘しました。
早く接続できるようにするか、すぐにはできないことを認めて浄化槽の補助金を出すか、市民の快適と環境保全のためにはっきりさせるように求めました。
予算案も条例改正案も、下水道関係では反対はしませんでした。
3月7日は、各常任委員会で補正予算案等の審査です。
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