新アリーナ 今さら受け身の市財界
12月27日に開かれた、第4回アリーナ整備検討会議を傍聴しました。
第3回で基本計画の5,000席で概算事業費145億円の施設から、コンサート利用で採算が取れるように拡大することが決められました。
それを受けて、最大収容人数が倍の10,000人、コンサート7,500席の施設で事業費275〜280億円という案が示されました。
これまでも推進派からもっと大きな施設を求める意見がありました。
基本計画では、音楽イベント対応で7000〜8500席にすることについては、
デメリットとして
※整備・運営事業費の増加
※市民利用枠が限られる
を挙げて、備考として
※延べ面積に留意が必要
※サブアリーナの併設が困難
を記載し、5,000席規模としていました。
基本計画での懸案事項をどう解決するのかは、アリーナ整備検討会議には示されませんでした。
基本計画に掛けた調査費はなんだったのか?となります。
規模拡大で事業費は当然、膨れ上がります。
市長からの、財界がどれくらい負担するか考えを示して欲しい、との発言に、商工会議所からは、議員の合意を得ておらず数字は言えない、との返事でした。
その上で、会頭と副会頭が、市からの要請と受け止めるとの表明をしました。
今さら、市財界が市から要請を受けて負担を検討するような話ではありません。自分たちから「これだけ出すから作って欲しい」と言うべき話です。
また施設が大きくなれば、運営費も大きくなります。
基本計画の2億500百円から4億3千万円超になる見通しが示されました。プロスポーツの試合やコンサート、展示会で賄う計画です。
商工会議所から、運営主体が重要との発言がありました。
コンサートなどを誘致する運営主体が重要なのは当然ですが、商工会議所は、運営主体は自分たちではなく、市が見つけるものだとの考えです。
市財界の求めで始まった、民が採算を取れる新アリーナ構想です。
運営は民が独立採算で運営して、市に負担はない、というのも市財界の提案です。
運営は市が見つける主体に懸かっているとは、まるで他人事です。
ホームアリーナにするチームと市財界で、試合やコンサート、見本市など収益確保の責任を負うべきです。
言い出しっぺの本気がないエンタメ施設を税金で作る必要はありません。
本来は、建設からしっかり負担すべきです。
第3回で基本計画の5,000席で概算事業費145億円の施設から、コンサート利用で採算が取れるように拡大することが決められました。
それを受けて、最大収容人数が倍の10,000人、コンサート7,500席の施設で事業費275〜280億円という案が示されました。
これまでも推進派からもっと大きな施設を求める意見がありました。
基本計画では、音楽イベント対応で7000〜8500席にすることについては、
デメリットとして
※整備・運営事業費の増加
※市民利用枠が限られる
を挙げて、備考として
※延べ面積に留意が必要
※サブアリーナの併設が困難
を記載し、5,000席規模としていました。
基本計画での懸案事項をどう解決するのかは、アリーナ整備検討会議には示されませんでした。
基本計画に掛けた調査費はなんだったのか?となります。
規模拡大で事業費は当然、膨れ上がります。
市長からの、財界がどれくらい負担するか考えを示して欲しい、との発言に、商工会議所からは、議員の合意を得ておらず数字は言えない、との返事でした。
その上で、会頭と副会頭が、市からの要請と受け止めるとの表明をしました。
今さら、市財界が市から要請を受けて負担を検討するような話ではありません。自分たちから「これだけ出すから作って欲しい」と言うべき話です。
また施設が大きくなれば、運営費も大きくなります。
基本計画の2億500百円から4億3千万円超になる見通しが示されました。プロスポーツの試合やコンサート、展示会で賄う計画です。
商工会議所から、運営主体が重要との発言がありました。
コンサートなどを誘致する運営主体が重要なのは当然ですが、商工会議所は、運営主体は自分たちではなく、市が見つけるものだとの考えです。
市財界の求めで始まった、民が採算を取れる新アリーナ構想です。
運営は民が独立採算で運営して、市に負担はない、というのも市財界の提案です。
運営は市が見つける主体に懸かっているとは、まるで他人事です。
ホームアリーナにするチームと市財界で、試合やコンサート、見本市など収益確保の責任を負うべきです。
言い出しっぺの本気がないエンタメ施設を税金で作る必要はありません。
本来は、建設からしっかり負担すべきです。
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